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大正琴への挑戦

昨日、あるグループホームのホーム長より、
下記のような内容のお電話をいただきました。

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利用者様の中に、以前大正琴をやっていた方がいる。
その方が最近「昔は習い事してたのよね」とおっしゃることが多くなった。

しかし「大正琴やりますか?」と声をかけても、
ご本人は「今はもうできない」とおっしゃる。

そこで、音楽療法のときに
「今日は大正琴を持ってきました。皆さん聴いてください」
その流れで「ちょっと触ってみますか?」
という形で、やってみてもらえないか。
もしかしたら、ご本人が触るチャンスになるかもしれない。

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素晴らしいご提案です。

音楽療法スタッフは、基本的に月2回の訪問です。
その際、介護スタッフの皆様より利用者様のことを教えていただくわけですが、
「○○さんについて、何を目的に何をするか」は
音楽療法士側が自己満足で勝手に決めるのでなく、
施設のスタッフの皆さんと連携して決めるべきと考えています。

ですから、このように具体的な提案をいただけるのは本当に嬉しい事です。

実際やってみて、どうなるか。
次回のセッションが楽しみです。

※ちなみに大正琴とは、大正時代に日本で発明された「数字キー付き弦楽器」です。
 ド=1、レ=2・・というように音が数字で表記されており、
 左手で数字キーを押しながら右手のピックで弦をはじくと、
 押したとおりの音が出ます。
 大正琴用の楽譜も出版されています。
 ⇒「大正琴」Wikipedia

町田市グループホーム活動報告会 2010

町田市にはグループホーム連絡会というものがあります。
そして、年に一回町田市内のグループホームが集まり、活動報告会を開いています。

昨年、私は丘の家清風の皆さんとこの報告会に参加しました。
会場のみなさんに「紅葉」の輪唱をお願いし、丘の家清風の利用者様たちとトーンチャイムを楽しみました。
これがきっかけで、町田市にてもう一ヵ所、グループホーム陽だまりの家町田さんでも音楽療法を始めることとなりました。

さて、今年も報告会の季節がやってきました。
昨年に引き続き丘の家清風の皆さんと舞台に上がることに。

P1080737.jpg

今年は、利用者様と会場の皆さんで一緒に、トーンチャイムを楽しむ企画です。

P1080739.jpg

曲は「赤とんぼ」。
舞台に上がられた利用者様は、落ち着いたご様子で一緒にトーンチャイムを演奏してくださいました。
会場も、述べ20人ほどの方々にトーンチャイムを体験していただきました。

P1080734.jpg

このことをグループホーム丘の家清風さんのブログでもご報告されているのですが、
その中で、下記のように書いてくださいました。

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会場にいらしたお客様の中に、

「(認知症でも)けっこうできるんですね」という反応があったそうです。


聞きたかった言葉が聞けました。

“認知症って・・・できないんでしょ?”というマイナスイメージを持っている方に、

“認知症でもできる、楽しめる”ってことを、少しでもわかってもらえたら。

ご利用者に舞台に上がって頂く意味は、そこにあったのですから。


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認知症でもできる、楽しめる。

確かに認知症がすすめば、できないことが増えるのかもしれません。
それでも、“できる、楽しめる”があるのも確かなことです。
その部分に共に目を向けることで、ご本人、ご家族、介護スタッフの皆さんを前向きな気持ちに導ければ。

自分の役割を再確認する素晴らしい機会となりました。

丘の家清風さんのブログも、ぜひ覗いてみてください。
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