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大正琴への挑戦2 ~新しい記憶~

以前書いた、むかし大正琴を弾いておられた利用者様
セッションに大正琴を登場させてみたところ、「大正琴?もう弾けないわよ~」とおっしゃるので、「私も一緒に弾いてもいいですか?」と、ご本人には弦をはじく部分(※)をお願いしました。

※構造についての詳しい説明⇒「大正琴」(Wikipedia)

ピックではじく部分には細い弦が4本、太い弦が1本張ってあります。
この細い弦の部分だけはじくのが、難しいのです。
何度もはじいているうちに「あれ、どこだっけ?」とわからなくなっていました。

それをご覧になったホーム長は、「もう一度自信を取り戻して欲しい」。

私は、ご本人の大正琴の音域にあった楽譜を作りました。
グループホームのホーム長とスタッフの皆様は、毎日5分だけでもいいのでその利用者様が大正琴に触れる時間を作ってくださいました。

練習を始めて約2ヵ月。
セッションでも引き続き毎回大正琴を用いているのですが、先日のセッションで大きな変化がありました。

いつものように「私も一緒に弾いてもいいですか?」と、弦をはじく部分をお願いします。
すると、ご自身から「ここね」とはじく場所を確認して、慣れた手つきで力強くはじかれました。
2ヵ月前の様子とは、全く違います。

認知症の方も、新しいことを覚えられます。
グループホームに入居されてから、歌とその歌詞をたくさん覚えた方もいらっしゃいます。
私がセッションで使っている替え歌の歌詞を、題名を見ただけで思い出して歌う方もいらっしゃいます。

記憶を強化することそのものに執着するつもりはありませんが、
そのことによってご本人の生活の幅が広がったり、自信がついたりするのであれば、音楽療法がその一助となるようにと強く願いながら今日も現場に向かうのです。
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